管理者としてコマンドプロンプトを起動させます。
diskpartを起動します
diskpart
ディスクのリストを表示します
list disk
grubが格納されているディスクを選択します
sel disk 0
ボリュームのリストを表示します
list vol
grubが格納されてるボリューム(ESPパーティション)を選択します
(例)
sel vol 2
ラベルをつけます
assign letter=Z:
diskpartを終了します
exit
grubが格納されてるボリュームにアクセスします
cd /d z:
androidのgrubの設定ファイルが保存されているフォルダbootを削除します
rmdir /S boot
ファイルstartup.nshを削除します (more startup.nshをすると¥efi¥Android¥BOOTx64.EFIとあり、 ただのリンクだとわかります。)
del startup.nsh
EFIのフォルダにアクセスします
cd EFI
androidのgrubが格納されているAndroidのフォルダを削除します。
rmdir /S Android
Androidのgrubを削除する前 |
Androidのgrubを削除した後 |
Micrsoft Windowsのブートローダ Windows Boot Manager (Bootmgr)はオペレーティングシステムの選択メニューを表示させます。
その選択メニューにはx86 Androidの項目が表示されています。
その項目 (エントリ)を削除します。
エントリを削除するにはコマンドbcdeditを使います。
削除するエントリのIDを確認します。
以下のコマンドを実行します。
bcdedit /enum frimware
identifierがIDになります。
この例では、削除するエントリ x86 AndroidのIDは{e923f25f-868c-11ea-9e4d-806e6f6e6963}になります。
以下のコマンドを実行し、エントリを削除します。
bcdedit /delete {id}
(例). bcdedit /delete {e923f25f-868c-11ea-9e4d-806e6f6e6963}
エントリが削除されたか確認します。
bcdedit /enum firmware
追記:
2020. 10/8
x86 android 9が突然起動しなくなりました。
エラーの内容は次のものです。
verification failed 0x1A
セキュアブートがらみみたいです。
改めて、x86 android 9をインストールし直したのですが、それでも同じエラーでライブ起動すらできません。セキュブートを無効にしてGrubが表示されました。しかし、ライブ起動できません。真っ暗な画面のままです。x86 android 8も試してみましたが、同様の状態です。
イライラしてkali Linuxをインストールしようとしたら、Kali Linuxもまったく同様の状態でインストールできませんでした。まさかUbuntuも?と思い、Ubuntu 20.04.1 LTS 日本語Remixをインストールしたらこちらは無事にできました。
追記: 2021 10/06
UEFIを有効にし、セキュアブートを無効にすればx86 androidを起動させられることに気が付きました。Dell inspiron 3162の場合、セキュアブートを無効にする方法は次の通りです。
パソコンの電源を入れる。
Dellのロゴが出たら、F12キーを押す。
項目 OHTER OPTIONS:にある Change Boot Mode Settingを選択する。
UEFI Boot Mode, Secure Boot Offを選択しエンターキーを押す、次にOKを押す。
パソコンが自動的に再起動し、セキュアブートが無効になる。
環境: Dell inspiron 3162 pentium n3710 memory 4GB strage 30GB (SSD)
追記:2023 3/3
記事のタイトルには、「マルチブートを元に戻す方法」とありますが、デュアルブートでも同様にこの方法で元に戻せます。また、今回は記事ではx86 AndroidのGrubの設定を削除していますが、Linux/Ubuntuでも似たような方法でGrubの設定を削除することができます。