Chrome 絵文字が表示されない場合の対策 文字化け対策 Ubuntu Linux

Ubuntuを使っていると、ブラウザ Chromeで絵文字が表示されず、文字化け  (豆腐)になってしまうことがあります。

絵文字が文字化けしている様子

その場合、パッケージfonts-noto-color-emojiを再インストールすると絵文字が表示されるようになります。

ctrl + alt + tを押す

起動した端末で以下のコマンドを順番に実行する。

パッケージ fonts-noto-color-emojiを削除する
sudo apt remove fonts-noto-color-emoji

パッケージfonts-noto-color-emojiをインストールする
sudo apt install fonts-noto-color-emoji

chromeを再起動する。

追記:
chromeがアップデートする度にこの作業をする必要があるようです。
sudo apt reinstall fonts-noto-color-emoji
だけでも文字化けが治りました。ブラウザを再起動すれば絵文字が表示されます。

参考

環境:
dell inspiron 3162
cpu: intel n3710
memory: 4GB
strage: 30GB

Ubuntu 20.04 LTS

ドックに表示されているボリュームを非表示にする方法 Ubuntu 20.04 LTS

microSDやUSBメモリ、外付けの記憶装置などがパソコンに接続してある場合、ドックの中にマウントされたボリュームが表示されています。
これを非表示にする方法を示します。

接続されているUSBメモリがドックの中に表示されている。

ctrl + alt + tを押して、端末を起動させます。
以下のコマンドを端末で実行します。

 gsettings set org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock show-mounts false

USBメモリのアイコンが非表示になった状態

もとに戻す場合は以下のコマンドを端末で実行します。

gsettings reset org.gnome.shell.extensions.dash-to-dock show-mounts



参考



関連:
ゴミ箱をドックの中に表示する方法



環境:
Dell inspiron 3162
cpu: intel pentium n3710
os: Ubuntu 20.04 LTS

Ubuntu 20.04 LTS インストールしてみた 感想 レビュー

2020年4月23日にUbuntu 20.04 LTSが正式にリリースされました。早速、インストールしてみたので感想を書いてみたいと思います。

Ubuntu 19.10に比べて、動作が軽くなったなという印象を受けました。
スーパーキーを押したとき、アプリケーションを表示するときなどレスポンスが上がっています。Ubuntu 19.10を削除して、Ubuntu 20.04 LTSをインストールするのが面倒だなと思っていましたが、今はクリーンインストールして良かったと実感しています。速さが全然違います。

2020年4月23日にリリースされたUbuntu 20.04 LTS

gnome-clocksはsnapよりもaptの方がバージョンが新しいです。
電卓はユーティリティの中の下の方にあります。
convertはデフォルトで使えません。graphicsmagick-imagemagick-compatをインストールすれば使えるようになります。
ubuntu 19.10と同様にlocateはデフォルトでインストールされなくなりました。mlocateをインストールすればlocateを使えるようになります。GUIで使う別のプログラムのインデキシングと競合しないようにcronを無効にしたほうがいいかもしれません。次のコマンドで無効にできます。sudo chmod -x /etc/cron.daily/mlocate



以下のテストをしましたが特に問題なさそうです。
ディスプレイは正常に動作しています。キーボードは正常に動作します。日本語入力は問題ありません。
wifi (無線LAN)は正常に繋がります。 bluetoothによるペアリング、ファイルの送受信は正常に動作します。画面の明るさの変更、音量の変更 スピーカーから音がでるか、イヤフォンから音がでるか。マイク入力はできるか、カメラは動作するかどうかなど調べましたが、全て正常です。google mapの3dを表示できるのでgpuも正常に動作しています。
また、電源アダプタを突然外しても、すぐに内部のバッテリーに切り替わります。システム メニューからのサスペンドは正常に行えます。またサスペンドからの復帰も正常に行えます。パソコンを閉じてもサスペンドへの移行、復帰は正常です。

追記:
2020 5/31
最小インストール で消費された容量は約7GB


環境:
inspiron 3185
cpu: amd a9420e
memory: 8GB
storage: 30GB (eMMC)

dual boot Windwos 10, Ubuntu 20.04 LTS

起動音などを消す方法 Ubuntu

Ubuntu では起動したときや設定画面を開く時、ブラウザを閉じる時などに音がなります。
この音を消したい場合の方法を紹介します。

設定 > サウンド > システムのサウンドにある スピーカーのアイコンをクリックし、ミューとします。

デフォルトの状態

右端にあるスピーカーのアイコンをクリックすると消音になる

システムのサウンドにある、スピーカーのアイコに斜線が入っていれば消音になっています。

これで、Ubuntuを起動させた時などに音がでなくなります。

環境:
dell inspiron 3185
Ubuntu 20.04 beta
cpu: amd
storage: 16GB (SanDisk usb memory)

Ubuntu Rythmbox (リズムボックス) タイトル 文字化けを治す方法

音楽再生ソフトウェア リズムボックスでは音声ファイルの日本語のタイトルが文字化けしている場合があります。
以下の方法で文字化けを修正できます。


まず、リズムボックスに取り込んだ、文字化けしている音声ファイルを
リズムボックスから削除する。

次に、リズムボックスを終了する。


端末を起動させる。


以下のコマンドを実行する。
export GST_TAG_ENCODING=CP932


リズムボックスを起動する。


再生させたい音声ファイルを追加する。

永続的にリズムボックスの文字化けを治す方法は以下の通りです。


文字化けした音声ファイルをリズムボックスから削除しておく。

端末を開く
sudo gedit .xprofile

下の１行を追加する
 export GST_TAG_ENCODING=CP932

保存する

ubuntu を再起動する

参考

環境:
Ubuntu 20.04 beta (daily build)

dell inspiron 3185
cpu: amd
memory: 8GB
storage: usb sandisk 16GB

Ubuntu 20.04 beta を使ってみた感想

Ubuntu 20.04 beta daily build 4月13日バージョンを使ってみました。


usbからのライブ起動ではなく、usbメモリにインストールしてUbuntu20.04を起動させて見ましたが、サクサクしていて使いやすいです。

gnomeが3.34から3.36に変更され、kernel は5.4に更新しました。
Ubuntu 19.10と比べると体感速度がさらに上がっている気がします。

Ubuntu 20.04を使っていこの記事を書いているのですが、日本語入力も特に問題なくできます。

Ubuntu 20.04は2020年4月23日にリリースされる予定ですが、待ち遠しいですね。

設定から外観＞ウィンドウの色を暗いに変更するとGoogle Chromeもダークモードに変更されました。

音量の変更、画面の明るさの変更は問題ありませんでした。マイクの入力による音声検索も使えました。

firefoxでyoutubeの動画を見ていて思ったのがubuntu 19.10と比較して画質がきれいになったような気がしました。ノイズが消えたような気がします。カーネルのバージョンが上がって処理速度が上がったからでしょうか。気のせいかもしれませんが。

ただ、サスペンドから復帰することができませんでした。サスペンドに移行はできるのですが、どうしてもパスワードを入力することができず、強制終了しました。このあたりは今後、リリースに向けて改善していくものと思われます。

追記: usbからのライブ起動ではサスペンドから復帰することができました。

カメラ動作します。Cheeseで確認しました。skypeの音声テストは正常に動作しました。VLC動作します。mp4,mkvの動画ファイルを再生しましたが、ノイズなどなく動作しました。

環境:

dell inspiron 3185

cpu: amd

memory: 8GB

storage: 16GB (SanDisk usb memory) 

Tor Browserをドック (Dock) に追加する方法 Ubuntu 19.10

Tor Browser を起動させるときは、端末を開いてコマンドを実行して起動させていました。面倒だなと思っていたのですが、Tor BrowserをDock (ダッシュボード)に追加する方法を見つけたので書きたいと思います。

ctrl + alt + tを押す。

普段、Tor Browserを起動しているディレクトリまで移動する。
例.)
cd /home/hoge/Documents/tor-browser-linux64-9.0.5_en-US/tor-browser_en-US
hogeのところは自分のユーザー名とする

端末に以下のコマンドを入力する。
./start-tor-browser.desktop --register-app
エンターキーを押してコマンドを実行する。

ダッシュボード 左下にある"アプリケーションを表示させる"をクリックする

アクティビティ オーバービューが表示される

アクティビティ オーバービューに Tor Browserのアイコンが表示されている

Tor Browserのアイコンを見つける
Tor Browserのアイコンの上にマウスポインタを置き、右クリックする。
お気に入りに追加をクリックする。

これでダッシュボードからクリック一つでTorBrowserを起動させることができます。

参考
https://askubuntu.com/questions/348777/how-to-add-tor-browser-to-my-menu-launcher-for-regular-use