2019/01/17

Ubuntuの音質を良くする方法

Ubuntuを高音質にする方法を以下に示す。

・端末を開く
・以下のコマンドを実行する
sudo gedit .config/pulse/daemon.conf

・以下のテキストをgeditに貼り付けて保存する

default-sample-format = float32le
default-sample-rate = 48000
alternate-sample-rate = 44100
default-sample-channels = 2
default-channel-map = front-left,front-right
default-fragments = 2
default-fragment-size-msec = 125
resample-method = soxr-vhq
enable-lfe-remixing = no
high-priority = yes
nice-level = -11
realtime-scheduling = yes
realtime-priority = 9
rlimit-rtprio = 9
daemonize = no

・パソコンを再起動する

※default-sample-format、resample-method、realtime-schedulingの項目についてはパソコンの性能によって、設定値が異なる。

参考


data=writebackを有効にする方法 ubuntu Linux ext4 ファイルシステムの高速化

はじめに、元に戻せるように、バックアップを作っておきます。
コマンドcpを使って次の2つのファイル /etc/default/grub、/etc/fstabをそれぞれ任意のディレクトリにコピーします。

/etc/default/grubを編集する
sudo gedit /etc/default/grub

この部分を
GRUB_CMDLINE_LINUX=""

以下に変更して保存する
GRUB_CMDLINE_LINUX="rootflags=data=writeback"

grubをアップデートする
sudo update-grub

fstabを編集する
sudo gedit /etc/fstab

data=writebackをerrors=remount-roの付近に入れる


data=writeback,errors=remount-ro

編集したファイルfstabを保存し、パソコンを再起動させる。

パソコンを再起動した後、端末でコマンドmountを実行し、data=writebackになっているか確認することができる。

参考


======================
環境
Ubuntu 16.04 (32bit)
panasonic
cf-w5

Ubuntu 18.04 (64bit)
dell
inspiron 11 3000 (3162)
inspiron 11 3000 (3185)

2つのパソコンでwritebackを有効にしてみたが、どちらも高速化した気がします。
また、biosでもuefiでも手順は同じでした。

追記:
Ubuntu 20.04 LTSでも動作しました。
writebackのほかに、noatime,barrier=0も同時に有効にしています。感じたのはアプリケーションの起動、ブラウジングの表示速度が向上したことです。
現在、dell inspiron 3162 と inspiron 3185で試していますが 、3185では予期しない不具合が増えた気がします。

更に追加です。
inspiron 3162, 3185ともに予期しない不具合が減ってきて安定してきました。

追記:
2020 8/10
Ubuntu 20.04.1 LTSでdata=writeback,noatime,barrier=0を設定していますが、問題なく動作しています。

追記:
2021 7/26
Ubuntu 21.04 (MackBook Pro) data=writebackを設定するとUbuntuが起動できなくなってしまった。
data=writebackを削除すれば起動できる。noatime,barrier=0を設定していても起動することはできる。

追記:
2021 11/26
Ubuntu 20.04 LTS(dell inspiron 3162)で以下の設定でも起動できます。
data=writeback,noatime,barrier=0,nobh,commit=60,


リンク:



2019/01/16

/etc/fstabを間違って編集してUbuntuが起動できなくなった場合の対策

data=writebackを試したら、Ubuntu18.04が起動しなくなってしまった。
そこで以下を試したら、Ubuntuを起動できるようになった。

・grubの画面から、Advanced options for Ubuntuを選択する。
・リカバリーモードを選択する。
・プロンプトを起動させる
・以下のコマンドを入力して、ファイルの書き込みを可能にさせる

mount -o remount ,rw /

・エディタ nanoやviを使って、/etc/fstabを編集する。
この場合、data=writebackを削除する
・エディタで編集したfstabファイルを保存する。
・エディタを終了する。

コマンド、shutdown -r nowでパソコンを再起動させる。

==========================
環境:
Dell inspiron 11 3000 (3162)
pentium N3710

Ubuntu 18.04 64bit


shutdown -r now

2019/01/15

ヘッドフォンから音が出ないときの対策

 ヘッドフォンやイヤフォンをパソコンに付けた状態でUbuntuを起動させるとヘッドフォンから音が出ずに、パソコンの内蔵スピーカーから音が出てしまう場合、以下の方法を試すと直る場合がある。

端末を開く
以下のコマンドを入力し、エンターキーを押してコマンドを実行する。

alsactl restore

 最後にパソコンを再起動させるか、一度シャットダウンする。

参考

参考



対処療法として次の方法がある。
設定からアナログヘッドフォンを選択する。するとイヤフォンから
音が出るようになる。




================
環境
Ubuntu 18.04 lts 64bit
Dell inspiron 11 3000 (3162)

2019/01/08

音量が勝手に変わってしまうのを防ぐ方法 Ubuntu 16.04



Ubuntuを使っていると、音量が勝手に変わってしまう場合がある。
その場合、以下を試すと、症状が収まる

端末を開く。
以下のテキストをコピーする。
sudo gedit /usr/share/pulseaudio/alsa-mixer/paths/analog-output-headphones.conf
コピーしたテキストを端末に貼り付ける。
エンター キーを押す。
エディタ geditが起動するので、 以下の箇所を探す。

[Jack Front Headphone]
required-any = any

[Jack Headphone]
required-any = any


・上にある2つの部分を見つけたら、2つとも以下のように先頭に#を入れる。

#[Jack Front Headphone]
#required-any = any

#[Jack Headphone]
#required-any = any


・#を入れ終えたら、ファイルを保存する。
・エディタ geditを終了する。
・パソコンを再起動させる。

参考

=================
環境:
Ubuntu 16.04 32bit
ノートパソコン
Panasonic CF-W5
メモリ:1.5GB
HDD:13.5GB