コマンドcpを使って次の2つのファイル /etc/default/grub、/etc/fstabをそれぞれ任意のディレクトリにコピーします。
/etc/default/grubを編集する
sudo gedit /etc/default/grub
この部分を
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
以下に変更して保存する
GRUB_CMDLINE_LINUX="rootflags=data=writeback"
grubをアップデートする
sudo update-grub
fstabを編集する
sudo gedit /etc/fstab
data=writebackをerrors=remount-roの付近に入れる
例
data=writeback,errors=remount-ro
編集したファイルfstabを保存し、パソコンを再起動させる。
パソコンを再起動した後、端末でコマンドmountを実行し、data=writebackになっているか確認することができる。
参考
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環境
Ubuntu 16.04 (32bit)
panasonic
cf-w5
Ubuntu 18.04 (64bit)
dell
inspiron 11 3000 (3162)
inspiron 11 3000 (3185)
2つのパソコンでwritebackを有効にしてみたが、どちらも高速化した気がします。
また、biosでもuefiでも手順は同じでした。
追記:
Ubuntu 20.04 LTSでも動作しました。
writebackのほかに、noatime,barrier=0も同時に有効にしています。感じたのはアプリケーションの起動、ブラウジングの表示速度が向上したことです。
現在、dell inspiron 3162 と inspiron 3185で試していますが 、3185では予期しない不具合が増えた気がします。
更に追加です。
inspiron 3162, 3185ともに予期しない不具合が減ってきて安定してきました。
追記:
2020 8/10
Ubuntu 20.04.1 LTSでdata=writeback,noatime,barrier=0を設定していますが、問題なく動作しています。
追記:
2021 7/26
Ubuntu 21.04 (MackBook Pro) data=writebackを設定するとUbuntuが起動できなくなってしまった。
data=writebackを削除すれば起動できる。noatime,barrier=0を設定していても起動することはできる。
追記:
2021 11/26
Ubuntu 20.04 LTS(dell inspiron 3162)で以下の設定でも起動できます。
data=writeback,noatime,barrier=0,nobh,commit=60,
リンク: