2020年 11/月 中旬に楽天モバイル (MVNO)から楽天モバイル 楽天回線 Rakuten UN-LIMIT Vに移行してみました。
使ってみた感想を書きたいと思います。
参考として、楽天モバイル 楽天回線 日曜日 12時台の通信速度を以下に示します。
木造家屋の室内で計測しています。場所は関東です。
通信速度の計測にfast.comとGoogle speed testを利用しました。
ブラウザはGoogle Chromeです。
[良かった点]
・解約手数料がなく 無料
- 私は楽天モバイル (MVNO ドコモ回線) スーパーホーダイ 音声SIMの2年縛りを契約していて、2021年の3月までの契約でした。契約の途中で楽天モバイル(楽天回線)に移る場合、解約料 1万円程度がかかるだろうなと思っていたのですが、無料で楽天回線の楽天モバイルに移動できるようです。実際に無料で移行できました。
楽天モバイル MVNO (ドコモ/au回線) から楽天回線に移行する場合の解約料について
- 事務手数料も無料
大体、携帯の通信会社を変えると事務手数料として約3000円ほど掛るのですが、2020年11/29日現在 それが無料です。
・月額料金が1年間 無料
楽天モバイルは2020年11月/29日 現在、1年間 月額料金が無料になるキャンペーンをやっています。
月額料金はおよそ3000円なので、12ヶ月 x 3000円 = 36000円 お得になります。
・通話料金が無料、固定電話、携帯電話どちらに電話をかけても無料です。
楽天回線内ならパケットをいくら使っても問題ありません。動画や音楽を聴き放題です。
・テザリングは無料でできます。追加料金などは掛かりません。
・SMSが無料です。いくらSMSを送信しても無料なのは気が楽です。※2022年、無料ではなくなりました。
・留守番電話が無料で使える。
スマートフォンの電源が入っていて、携帯電話の回線が繋がっていれば留守番電話が利用できます。月額料金は掛かりません。モバイルネットワーク(モバイルデータ パケット通信)は無効にしていても留守番電話が利用できます。留守番電話を再生するときは アプリ Rakuten Linkから再生すれば料金はかからず無料です。
・混雑する時間帯の通信速度が安定している
楽天モバイルをドコモ回線で利用していたときは、お昼や夕方に回線速度が遅くなるのですが、楽天回線にしてからは通信速度の低下は感じません。
[今後に期待する点]
・AppleのiPhoneには正式に対応していない。
2020年11月現在、iPhoneは楽天モバイルで正式に対応していないようです。auの回線から楽天回線に移る場合、あるいはその逆が起こる場面において自動で回線が切り替わらないという問題があるようです。対策として、機内モードを使う方法、端末を再起動させる方法があります。この問題はアンテナや基地局の増加によって今後改善されていくと思われます。
・非通知SMSを無効にできない。
フィッシングや特殊詐欺に利用されやすいので非通知SMSを無効にできると嬉しいです。
・場所によっては電波の入りが弱い。
MVNOのドコモ回線で使っていたときは特に感じませんでしたが、楽天回線にしたら電波の入りが悪いと感じる場面がでてきました。ビルの中や郊外に出ると特に電波の感度が低下することを感じます。現在、楽天モバイルの楽天回線は1.7GHzのバンド3という周波数が使われています。この周波数は通信速度は速いけれど、遮蔽物があると電波が届きにくいという特徴があります。したがって鉄筋コンクリートで作られたビルや商業施設の中では電波が繋がりにくい現象が引き起こります。これは周波数の低いバンドの取得などによって今後改善されていくと思われます。
追記:2020. 12/24
電車の中や自動車の後部座席など速い速度で移動しているときに利用すると、電波が入りづらくなり圏外となる現象が確認されました。おそらく基地局の数、低い周波数が影響していると思われます。今後に期待したいです。嬉しいことに早速、低い周波数の導入について動きがあったようです。 楽天モバイル、周波数再編によるプラチナバンド割り当てや新規参入事業者への優遇を要望
VoLTEを無効にするとバッテリーの消費を低減できるとどこかのサイトに書いてあったので、オフにしていたのですが、そうすると、固定電話から着信できないようです。楽天モバイルの楽天回線の方は注意したほうがいいかもしれません。VoLTEを無効にすると着信には3Gの回線が使われるそうですが、楽天回線では3Gに対応していないため、着信ができなくなります。
環境:
Rakuten UN-LIMIT V
シャープ SHARP Aquos sense lite SH-M05
Android 9
ビルド番号
03.00.08