メディア関係に特化したLinuxとして、Ubuntu Studioがあります。
Ubuntu Studio 20.04 |
Ubuntu Studioはlow latency というカーネルを使っていて、音が高音質です。
音楽を聞く。動画を見るといった場合に最適です。
Google ChromeでYouTubeにアクセスし、動画を再生してみましたが、音がきれいに聞こえることがわかりました。
・息遣い、空調の音、周囲の喧騒など、あたかもそこにいるかのような臨場感を味わえます。
・低音と高音がきれいに聞こえます。
・音が増えたような気がします。
・よく聞く音楽を再生すると、こんな音があったのかという新しい発見があります。
UbuntuやLubuntuなど他のフレーバーと比較するとよくわかります。一度この音質を体験するとやはりUbuntu Studioで聞きたいと思えてきます。
メリットは音質が上がるということなのですが、デメリットとして、CPUやメモリの使用率が若干上がります。
Ubuntu Studioの軽量化、高速化として次のようなことが考えられます。マイク入力はオフにして必要なときだけ使う。SSDなどのフラッシュメモリを使っている場合、Ubuntuでいうdisk(gnome-disk-utility)をインストールして、書き込みキャッシュをオンにする。一定時間操作しないと画面を暗くする、画面の電源を切ると行った設定を無効にする・無操作でサスペンドに移行することも無効にする。スクリーンセーバーを無効にし、自動起動でスクリーンセーバーを無効にする。(スクリーンセーバーを無効にするデメリットとして、画面がロックされず、パスワードが要求されない。セキュリティは低下する。)デスクトップ環境をLXDEやLXQtなどの軽量なものに変える。などなどが考えられます。
環境:
inspiron 3162
cpu: pentium n3710
memory: 8GB
storage: 64GB (SSD)