PC版のChromeでYouTubeを見ていたりすると、おすすめの動画に見たくない不快な動画が現れることがあります。
不快な動画を減らす方法を以下に示します。
短期的な方法は、履歴を消すことです。
設定>プライバシーとセキュリティ>閲覧履歴データの削除を開きます。
詳細設定のタブを開き、期間を全期間にします。
必要であれば、対象の項目のチェックを外します。
たとえば、パスワードとその他のログインデータを削除にはチェックを入れないなどします。
データを削除を実行します。
これでブラウザを再起動すれば、不快な動画や広告がおすすめとして表示されにくくなります。
次は長期的な設定の方法です。
・設定>プライバシーとセキュリティ>Cookie と他のサイトデータ>サードパーティのCookieをブロックする
・設定>プライバシーとセキュリティ>Cookie と他のサイトデータ>Chromeの終了時にCookieとサイトデータを削除する
・設定>プライバシーとセキュリティ>サイトの設定>バックグランド同期>閉じたサイトにデータの送受信の完了を許可しない
・プライバシーサンドボックスを無効にする。
・拡張機能 Privacy Badgerを追加する。
以下の項目のチェックをはずす
Show count of trackers
Send websites the "Global Privacy Control" and "Do Not Track" signals
Check if third-party domains comply with EFF's Do Not Track policy
・フィンガープリントを防ぐCanvas Blocker 提供元: joue.quroi
(firefoxの場合CanvasBlocker 作成者: kkapsner)
※ Chromeの終了時にCookieとサイトデータを削除するを有効にすると、特定のサイトにアクセスした時にログインし直さないとならなくなるなど、デメリットの部分もあるので注意しましょう。
合わせて、行いたいプライバシーを守る方法
・Wi-FiをGoogleやMicrsoftなどからオプトアウトする。
Wi-FiのSSIDを任意のSSIDに変更したあと、SSIDの末尾に_nomapを付け加えます。
MicrosoftにはWi-FiのMACアドレスを伝えてオプトアウトします。
・IPv6の一時アドレスの更新頻度を上げる。(Linux版)
IPv6はNATやIPマスカレードがなくなり、グローバルアドレスが各端末に割り当てられています。プライバシーを守るために一時アドレスが割り振られていますが、更新頻度が低いと個人を特定されてしまいます。そこで更新頻度をあげます。
temp_valid_lftやtemp_prefered_lftを値を変更します。