2022/04/23

Ubuntu Studio 22.04 LTS を使ってみて レビュー

 Ubuntu Studio 22.04 LTS が 2022年 4/21にリリースされたので早速インストールして使ってみました。

 


 

 音質は素晴らしいです。さすがUbuntu Studioですね。

デスクトップ環境はKDE Plasmaです。Ubuntu Studio 20.04 LTSではxfceだったためか新しく感じます。見た目やアニメーションなどは比較するとKDE Plasmaのほうが豪華に感じます。そのためxfceと比較すると若干もたつく感じがします。カーネルが5.15.0-24-lowlatencyとなりCPUの脆弱性に対応しつつパフォーマンスが改善したということなので期待したのですが、そのあたりが口惜しく感じました。UbuntuがデフォルトでWaylandになるということでUbuntu StudioもWaylandになるのかと思いましたが、確認したらx11でした。このあたり今後どうなっていくのか調べてみようと思います。

 

<インストール後にしたことを一部抜粋し、以下に示します。>

 

ホームディレクトリを英語化します。

ctrl + alt + t を押してターミナルを起動させます。

次のコマンドを実行し、パッケージをインストールします。

sudo apt install xdg-user-dirs-gtk

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
 

デフォルトで日本語入力ができません。

以下のコマンドを実行します。

sudo apt install fcitx-mozc

パソコンを再起動させると、日本語入力が使えるようになります。
 

ブラウザ Google Chromeをインストールしたい場合、次の手順を行います。公式サイトからファイル: google-chrome-stable_current_amd64.debをダウンロードします。その後、ダウンロードしたファイルがあるディレクトリまでコマンド cdで移動します。

次のコマンドを実行します。 

sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb

 

エディタはKWriteというものらしいです。

必要に応じて好きなエディタをインストールしましょう。


kdeで人気なのはkateらしいです。

sudo apt install kate

Ubuntuでのデフォルトはgeditです。

sudo apt install gedit


 

ipv6を使っている人はプライバシーを確認したほうが良さそうです。

デフォルトで、一時アドレスが有効化されていません。

 

マイク入力はパフォーマンスに影響するので常時オンにしない方が良いと思います。

端末からコマンドalsamixerでマイク入力を無効にできます。デフォルトのPulse Audio 音量調節 Qt (pavucontrolに似たソフト)でもマイク入力を無効にできます。

 

環境: 

Dell inspiron 3162

Ubuntu Studio 22.04 LTS