Fedora 36 (spins LXQt)ではデフォルトで IBusが使われています。しかし、パソコンのスペックが低いとパフォーマンスが良くありません。日本語の変換が遅く、イライラしてしまうことがあります。そこで、IBusの代わりにFcitxをインストールします。
Fedora 36では、デフォルトのリポジトリにfcitx-mozcが含まれていません。そのためfcitx5-mozcをインストールします。
以下、fedora 36 (Spins LXQt)にfcitx5-mozcをインストールする手順を示します。
以下のコマンドでfcitx5とそれに関連するソフトウェアをインストールします。
sudo dnf install fcitx5 fcitx5-mozc fcitx5-qt fcitx5-configtool
依存するパッケージが表示されるので、すべてインストールします。
(LXQtはGUIツールキットにQtを使用しているため、fcitx5-qtをインストールします。
依存の関係でfcitx5-gtkもインストールされます。)
パソコンを再起動する。
以下のコマンドを実行し、fcitx5を選択します。
sudo alternatives --config xinputrc
sudo alternatives --config xinputrcを実行した結果を示している。 |
パソコンを再起動します。
これでfcitx5を使えるようになります。
日本語入力にストレスを感じません。日本語、英語の切り替えもスムーズです。
参考
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Fcitx5#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E8.AA.9E
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環境:
Fedora 36 Spins (LXQt 1.0.0) (Qt 5.15.8)
Linux kernel 6.1.18-100.fc36.x86_64
Dell inspiron 3162